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京都に関連する商品
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こんにちは!商標専門弁理士の長坂です。
まずは各地のスポット紹介から。
11月は「平安神宮」(京都府京都市)です。
「平安神宮」は、平安遷都1100年を記念して1895年(明治28年)に創建された神社のようです。
その建物は、平安京の建物を復元したものが多く、例えば写真の正門もそうです。
写真の正門は、「応天門」を模したもので、空海が門の額を書き損じたという故事に由来することわざ「弘法にも筆の誤り」や
平安時代に藤原氏の権勢が増すきっかけとなった事件「応天門の変」の舞台として、思いを馳せる方もいらっしゃると思います。
「平安神宮」は、「京都御所」の東、「祇園」の北に位置し、京都の一スポットにすぎません。
京都にはぜひ長期滞在して巡りたいものですね。
ここからは商標のお話です。
「応天門」は商標登録されているでしょうか?
答えはYES。
実際に登録されているものは旧字体ですが、菓子の分野で、地元企業が登録しています(第428896号)。
今月も、商標登録をする際に指定しなければならない、商品やサービスについてご紹介します。
今回は、前半にでてきた「平安神宮」にちなみ、京都に関連する商品を取り上げたいと思います。
京都に関連する商品といっても、無数にありますので、特に「京」の文字から始まる商品に絞ってみます。
辞書で探してみると、「京扇」、「京菓子」、「京格子」、「京小袖」、「京人形」、「京野菜」等、いろいろなものが見つかります。
商標の世界では、「京扇」は「扇子」の分野、「京菓子」は「菓子」の分野、「京格子」は「建材」の分野、「京小袖」は「和服」の分野、
「京人形」は「人形」の分野、「京野菜」は「野菜」の分野というように、一般的には分類されますが、
場合によっては別の分野に分類されることもあるので、要注意です。
商品やサービスは、その性質によって適切な分野を選ばなければなりませんので、気をつけましょう!
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講師:長坂 剛人 商標専門弁理士
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目黒駅前にある事務所「特許業務法人むつきパートナーズ」を本拠地に、お客様との面談と調査に全身全霊をささげる商標登録の専門家(商標専門弁理士)です。
地元に密着しているからできる迅速な対応・商標専門弁理士による丁寧な手続き・法人経営で安心のサポート体制。
ふらっと立ち寄れる身近な弁理士事務所としてご利用いただいています。
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□URL http://knowledgeconduct.com/
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