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クリスマスに関連する商品
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こんにちは! 商標専門弁理士の長坂です。
まずは各地のスポット紹介から。今月は「大洲城」(愛媛県大洲市)です。
大洲市は、愛媛県の南部にあり、「伊予の小京都」とも呼ばれています。
また、この都市には、今年のノーベル賞受賞者の中村修二氏も一時期住んでいたようです。
愛媛県にあるお城としては、今まで松山城と宇和島城とを紹介してきましたが、「大洲城」はこれらの間に位置しています。
もっとも、このお城の天守は、松山城や宇和島城のように現存天守でなく、復元されたものです。
そのため、攻めづらくすべく急な階段が多い現存天守とは異なり、比較的見学しやすい構造になっています。
とはいえ、残っていた模型に基づき、建築基準法の特例によって木造での復元を果たしたその姿は、一見の価値があります。
あわせて城下町らしい町並みやドラマのロケ地にもなった土蔵群を散策するのもおすすめです。
ここからは商標のお話です。
「大洲城」は商標登録されているでしょうか?
答えはNO。
現在は商標登録されていないようです。
ちなみに、「大洲藩六万石」という日本酒を指定した商標は登録されています(登録第4787882号)。
続いて、商標登録の際に指定することが必要な商品やサービスを紹介したいと思います。
前半と関係はありませんが、12月ですので、「クリスマスに関連する商品」を取り上げます。
「クリスマス」といえば、「クリスマスツリー」を浮かべる方も多いと思います。
その「クリスマスツリー」ついて、商標の世界では、大小にかかわらず、本物の木を用いたものは「木」、そうでないものは「おもちゃ」に分類されます。
ちなみに、クリスマスツリーの装飾品も「おもちゃ」に分類されるのが原則ですが、個別に分類されるものもあります。
例えば、クリスマス用キャンドル、クリスマス用ランプ、クリスマス用カード、クリスマス用キャンディーは、それぞれ、「ろうそく」、「照明器具」、「文房具類」、「菓子」に分類されますので、要注意です。
このように、どのようなものが関連するのか広くとらえて、商品やサービスは、慎重に選びましょう!
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講師:長坂 剛人 商標専門弁理士
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目黒駅前にある事務所「特許業務法人むつきパートナーズ」を本拠地に、お客様との面談と調査に全身全霊をささげる商標登録の専門家(商標専門弁理士)です。
地元に密着しているからできる迅速な対応・商標専門弁理士による丁寧な手続き・法人経営で安心のサポート体制。
ふらっと立ち寄れる身近な弁理士事務所としてご利用いただいています。
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