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11月 霜月 月の名前 ~霜月~ 11月の別名が霜月というのは、沢山霜が降るので霜降月、それが霜月となったと伝えられています。 子どもの頃、冷えて霜の降りた晩秋の朝は、通学路でわざわざ霜があるところを歩いたものでした。 踏んだ時のサクサクという音、ふわっとした感触、吐く息が白くなるピリとした冷気、霜は清冽な冬への誘いでした。 舗装道路が増えた昨今ですが、公園や路地など、土の道路もまだまだ健在です。 冷え込んだ朝、ちょいと早起きして、霜の降りた道を歩いてみませんか? 霜を踏む音、吐く息の白さ、清らな冷気、日本の冬の到来が全身に伝わってきます。 小春日和 霜月11月の初旬は、秋晴れが続きますが、次第に朝晩は冷え込み、昼夜の寒暖の差が激しくなります。 中旬には霜が降り、山野だけでなく、街路樹も鮮やかに色づいていきます。 下旬は落葉が舞い始め、真冬並みの寒さになることもあります。 その寒さが緩んだあとの、穏やかで風もなく、まるで春のような晴れの日。これを「小春日和」といいます。 「日和」というのは、空模様、お天気のことで、また、晴れた日も意味し、そこから、何かをするのによい天気として使われるようになりました。 それでは「小春」とは何かというと、陰暦の10月のこと。今の暦では10月下旬から12月初旬です。 この時期、晴れた陽気が、春のような気分にさせてくれるので、「小春日和」と呼ばれるようになったのだといわれています。 紅葉狩り 朝晩の冷え込みが激しくなると、日本の山河は紅葉で彩り濃く、艶やかに染まっていきます。 日本人は、この美しい紅葉を桜と同様、古来より愛でて来ました。 全国の広葉樹が色づく時期を結んだ線は、「桜前線」同様、「紅葉前線」として、天気予報でも毎年伝えられます。 紅葉で染まった見事な情景を楽しむ風習は、奈良時代から始まったといわれ、紅葉を詠んだ歌は「万葉集」にも登場しています。 平安時代には、紅葉を見に出かけたり、紅葉を愛でる宴も開かれていました。 江戸時代になると、庶民も紅葉を見て楽しむようになり、季節行事として、根付いていきました。 ところで、桜を見るのは「花見」というのに、なぜ紅葉を見るのは「紅葉狩り」というのでしょうか? 「狩り」というのは、普通は鳥や獣を捕らえることを言います。 ただ、「狩り」には、花や草木を探しもとめる意味もあるようで、果物の採取にも使われます。 「潮干狩り」「きのこ狩り」「いちご狩り」「蛍狩り」などにも狩りが使われています。 「紅葉狩り」もその一つなのでしょう。今でも、紅葉を集めて楽しむこともあるので、それを「狩り」と形容したのかもしれません。 何はともあれ、紅葉を楽しむには最適な季節です。手作りのお弁当を持って、散歩やハイキングに出かけてみてはいかがですか? おうちで楽しむ紅葉狩り 紅葉柄小風呂敷タペストリー 鮮やかな紅葉を円障子から覗く柄の小風呂敷を、タペストリー棒に通して、壁にかけるだけで、おうちで紅葉狩りが楽しめます♪ 手作りのお弁当も紅葉柄でどうぞ♪ <<次回のはなし 前回のはなし>>
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