バスルーム&ミュージック Part I バスルーム、バスライフについていろいろな角度から情報発信します
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バスルーム、バスライフについていろいろな角度から情報発信しますバスルーム&ミュージック Part I
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「バスルーム&ミュージック」コーナーの採用アルバムのルールについてご説明しておきましょう。 (1)対象:アルバム名称、曲名、グループ名称、アーティスト名、アルバムジャッケット等が以下のキイワードを含む、あるいはテーマとした作品を対象にしています。 (2)キイワード:「バスルーム」、「バスタブ」、「洗面」、「ラバトリー」、「トイレ」、「タイル」、「水栓金具」等バスルームに関わるアイテムはすべてキイワードとしています。 (3)キイワードの追加:(1)、(2)が対象ですとちょっとネタ不足ですね。そこで水回り製品ということで「ウォーター」を追加しました。これを含むアルバム名、曲名等を含む場合対象となります。 (4)アルバムジャケットアートで「ウォーター」を対象にする場合は、川、湖、海などのデザインテーマははずしています。純粋に「水」そのものがテーマの場合に採用しています。デザインによっては微妙なケースもありますが、それは多めにみてくださいね。 ■皆さんも「バスルーム&ミュージック」に参加してみませんか。 このコーナーは音楽好きな皆さんが"バスルームつながり"というおそらく普段、気にも留めていなかったテーマのもとお風呂に関わる楽曲をコレクションしていく場所です。 洋楽・邦楽あるいはロック・ジャズ・クラッシック・歌謡曲ジャンルは一切問いません。 あなたの中の、あなたの好みの音楽の中に、きっとあるバスルームつながりのアイテムを探してみてください。 皆様の参加!お待ちしています。
Section 01-A She Came Through The Bathroom Window / The Beatles
「090909」 いったい何を表す数字でしょうか。 この数字にピンと来る方はきっとビートルズが大好きな方に違いありません。 そうです、彼らの全てのオリジナルアルバムがCD化以来始めてデジタル・リマスターされ世界同時に発売される、その日付('09年9月9日)を意味する番号なのです。 最初の1枚を何にしようか迷いましたがやはりこれでしょうか。 ビートルズ解散から40年たって今なお、世界中の人々に愛され続け、いつまでも支持されていくだろう数少ないバンドのひとつであり、そんな彼らの作品の中に「バスルームつながり」の1曲があるのですから。
[She Came Through The Bathroom Window] ザ・ビートルズのオリジナルアルバム12作品目の「アビー・ロード」B面の7曲目、有名ないわゆる「B面メドレー」の1曲として収録されています。 彼らについてはありとあらゆることが研究され続けていますから、今さら私が何かをご紹介するまでもありません。 しかも事実上のラストアルバムにも関わらず1,500万枚を売り上げビートルズ全アルバムの中で最大のヒット作品でもありますから膨大な情報が溢れています。 そんな情報過多のアルバムではありますが一つだけネタをお話しましょう。 写真の東芝から出た日本盤(AP-8815)LPレコードの裏に印刷された、曲リストA面の2曲目と3曲目が入れ替わっています。 ミスプリといわれていますがそんなことがあるのでしょうか。 彼らのことですから、これもまた何か裏があるのではと、今でも思っているのは私だけではないと思います。 「バスルームの窓から彼女は入ってきた」と歌われるそのバスルームはどのような浴室だったのでしょうか。 しかしながら今だに意味のよくわからない難解な歌詞からはそれをイメージすることは困難です。 欧米では裸で入るバスルームは自己・プライベートの象徴とされるようです。 プライベートとパブリックの中間・接点・出入口がバスルームの窓、となればこの曲名は「僕の中に彼女が入ってきた」といった意味なのかも知れません。 Section 01-B She Came Through The Bathroom Window / Joe Cooker
「シー・ケイム・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー」のカバーを2枚ご紹介します。 その1人目はイギリス出身のソウルフルなボーカリスト、ジョー・コッカーです。 余談になりますが彼の名前はアメリカ映画「愛と青春の旅立ち」の主題歌をジェニファー・ウォーンズとデュエットしていることでご存知の方の方も多いと思います。 感動的なラストシーンにふさわしい美しい曲でした。
この頃の彼は当時のロックのカテゴリーの中でひとつのムーブメントとなる「スワンプ・ロック」の中心的人物レオン・ラッセルとの交流を深め、ツアーの企画をして成功させました。 熱心なファンの間ではこのアルバムはスワンプ・ロックの大名盤に位置づけされ、私もこのアルバムを通じてスワンプ系ミュージシャン達を知るきっかけともなりました。 しわがれた声が特徴のジョー・コッカーによる「シー・ケイム・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー」はバックバンドとの相性も絶妙で、 ソウルフルなブラスとゴスペル風の厚いコーラスがかぶり、原曲のビートルズとは趣の異なる仕上がりです。 Section 01-C She Came Through The Bathroom Window / The Youngbloods
カバーの2枚目は「ザ・ヤングブラッズ」が'72年に発表した「ハイ・オン・ア・リッジ・トップ」です。 ジェシ・コリン・ヤング率いるヤングブラッズはフォークロックを基調としながらもブルースやジャズの要素もあり独自の音作りをしていたグループです。 ジェシは大好きな1人ですが詳しくは別のアルバムでご紹介しましょう。 さて、ヤングブラッズ版「シー・ケイム・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー」は、いかにも彼ららしい軽快なナンバーに仕上がっています。 バナナ・バウアーが担当するアップテンポでブギウギっぽいピアノがぐいぐいひっぱっていく感じです。 このアルバムにはこの曲の他にボブ・ディランの名曲をカバーした「アイ・シャル・ビー・リリースト」が収録されています。 彼の歌とともにピアノやギターソロがすばらしい出来栄えです。 Section 02-A Watcha Gonna Do / Denny Doherty
解りません。どのような意図で彼はこの写真を撮ったのか、 使っていた物なのか、捨てられていた物なのか、どこからか持って来て置かれた物なのか、謎のバスタブ。 先ずはこのジャケット写真にご注目ください。
一見してバスタブとして使用している状況ではないようです。 「以前はこうしてよく入っていたのだがね、漏れるようになっちまってね。」とつぶやいているようにも見えます。 使えるものならこの環境、ちょっと露天で入ってみたいと思いませんか。 当バスルーム研究所としても真意を究明したいところですが、さすがに手が回らないでしょう。 ただ言えるのはこの方、数年前も違うバスタブに入っています。 そう2回目なのです。さてその詳細は次項をご覧ください。 デニー・ドハーティは'60年代「カリフォルニアの夢」で大ヒットした「ママス&パパス」のパパの1人ですが、私はリアルタイムの彼らを知りません。 ママパパでは地味だった解散後のデニーのソロに興味を持ったのはビートルズのカバーをアップしていたからです。 ジョージの「ヒア・カム・ザ・サン」ポールの「トゥ・オブ・アス」の2曲をメドレーで決めています。 原曲はどちらもアコースティックギター主体の繊細な味付けですが、このバージョンは軽快なブラスロックに仕上げています。 Section 02-B The Mama's And The Papa's / 夢のカリフォルニア
「夢のカリフォルニア」「マンデー・マンデー」のヒット曲を含む「ママス&パパス」のファーストアルバム。 デニーはここでもバスタブに入っていたのですね。それにしても大人4人がよく収まっています。 それほど大きなバスタブには見えないのですが(おそらく1,520ザイズ)。 浴槽のデザインに合わせたのでしょう、手すりが8角パイプになっています。 タイルの張り方も凝っていておしゃれだと思いませんか。 ところで私が所有のこのジャケット'82年に再発されたリイシュー版のLPレコードなのですが、右下のトイレがフラッシュバルブを残してデザイン処理により隠されています。 ネット販売のサイトで調べたらトイレが写っているジャケットと隠されたものとが混在しているようです。 少なくとも現在はOKで'82年当時はNG。では'66年の発売当時はどうだったのでしょう。 実はトイレつながりではもう1枚これに似た事例があります。次項でご紹介しましょう。 Section 02-C Beggars Banquet / The Rolling Stones
前作でビートルズの後追いだと酷評されたストーンズが、ブルースを基調にしたロックンロールに回帰し臨んだ新作でしたが「トイレの落書き」ジャケットが思わぬトラブルとなり発売が遅れました。 デザインをレコード会社が認めなかった為でした。 結局デザインは変更されしかも招待状を模した白地のジャケットが、こともあろうにその直前に発売されたビートルズの新作、 通称「ホワイト・アルバム」に偶然にも酷似してしまいました。 しかしトラブルを乗り越え、このアルバムでは後に彼らの代表作となる「悪魔を憐れむ歌」「ストリート・ファイティング・マン」等多くの名曲がここから生まれました。 写真のオリジナル「トイレ落書き」ジャケットは'84年以降解禁となっています。 蛇足ながら'68年発売の招待状を模した初版白ジャケはオークションではプレ値です。 Section 03-A Fat Man In The Bathtab / Little Feat
さて、このセクションでは「バスタブ」で繋がりミュージシャン同士も交流の深かった2組3枚のアルバムをご紹介しましょう。 「ファット・マン・イン・ザ・バスタブ」は彼らの代表作であるこの「ディキシーチキン」に収録されました。 当時絶大な人気を誇ったローウェル・ジョージのスライドギターをフィーチャーしたウェストコーストロックの大名盤です。 「俺の大好きなファニータはデートの約束を受けてくれない。そこには太った男が風呂の中でブルースに浸っている。俺には君の嘆きが聞こえる・・・」そんな歌です。 [Little Feat Live/Wating For Columbus] 往年のリトルフィートのアルバムジャケットはネオン・パークスという画家が手がけています。 ジャケットも特徴的でしたが、当時からユニークなサウンドを展開していました。 なんと言ってもローウェル・ジョージのキャラクターがこのバンドのサウンドを決定つけていたのだと思います。 当時のウェストコーストロックのジャンルでリトルフィートと親交のあったアーティストにニコレット・ラーソンがいます。 彼女の作品にバスタブに浸かった写真がジャケットに採用されているものがあります。つぎのコーナーでご紹介しましょう。 Section 03-B All Dressed Up & No Place To Go / Nicolette Larson
ニコレット・ラーソンの'82年発売の4枚目のアルバムです。 裏面のジャケットはニコレットがバスタブに浸かる写真です。三角コーナー型のバスタブでシャンプーを入れての入浴は洋風スタイルそのもの。洋画にも出てきそうなシーンです。 そもそもニコレットはニール・ヤングの「溢れる愛」というカバー曲で'78年にデビューしましたが、このヒット以降2枚のアルバムは 興行的には不発で満を持して発表のこの作品はジャケットデザイン含めレコード会社の思惑が入った作品と考えられます。 プロデューサーはカーラ・ボノフのバンドメイト、アンドリュー・ゴールドがあたり豪華なミュージシャンを集め録音されました。 音の出来栄えと男性目線のこのジャケットデザインはギャップがあり、なぜこんな売り方と疑問に思ったファンも多かったのではないでしょうか。 彼女はその後カントリーに転向しますが45歳の若さで病に倒れ故人となりました。 Section 04-A The Water Is Wide / Roger McGuinn
トラディショナル曲(作者不詳の地域に根ざした昔ながらの歌)なのですが、実は多くのアーティスト達が取り上げています。 日本ではル・クプルが、ハウスメーカーのCMソングで歌うのを聞いたことがあります。 ここでは収録が古い順に3枚ご紹介します。先ずは「ザ・バーズ」解散後のロジャー・マッギンのファーストソロです。 ロジャー・マッギンのこの曲は元バーズならではのカントリーフレーバーを持ちつつも、ゲスト参加しているブルース・ジョンストンがビーチボーイズのテイストを発揮し、軽快なフォークロックに仕上げました。 何よりもいいのがバディ・エモンズのスティールギターです。ほぼ、全編に流れるスティールの響きがいいです。 このアルバムの1曲目にはボブ・ディランとジョン・レノンとミック・ジャガーを歌った曲が収録されています。 ギターの弾き語りにディランのハーモニカが入る良い曲です。 Section 04-B The Water Is Wide / Bob Dylan
ボブ・ディラン登場です。'75年の「ローリング・サンダー・レビュー・ライブ」でこの曲を取り上げました。 このアルバムはディランの「ブートレグシリーズ第5弾」として2002年に発売されました。 ブートレグすなわち海賊盤ですが、自身のオフィシャルアルバムとしてライブ音源を後年リリースするシリーズです。 いわば公式海賊盤ですね。 ここでの演奏は先のロジャーのアレンジとほぼ同様のアプローチです。 同行したジョーン・バエズと歌うトラディショナル曲の一つとして披露したようですが、バエズもこの曲を収録しています。 ディラン独特の歌いまわしが全開です。顔に化粧をし、物議を提供したツアーの雰囲気が伝わります。 長い活動期間を誇る大物、全盛期の傑作ライブアルバムであることは間違いありません。 Section 04-C The Water Is Wide / Kara Bonoff
「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」は、こういう歌です。 水面の流れは広く渡ることができない。 飛んでいく羽根も持たない。 だから私に、二人が渡れるボートをください。 そうしたら私達は力を合わせて漕いでいくでしょう。 愛とは優しく思いやりのあるもの。 荷を満載した船のように深く沈みそうになった時、私たちはどうするのでしょう。 私には泳ぐ術もないのに、だからあの人と二人漕いでいくボートをください。 さらにザ・バンドのガード・ハドソンがアコーディオンを弾きます。 三人の演奏はジェームスのバックコーラスが加わる部分はハモリのお手本のような美しい仕上げです。 このアルバム他にもケニー・エドワーズ、ドン・ヘンリーやJ.Dサウザーなどギターやハモリの名手たちが参加しカーラの歌をサポートしています。 続けて2007年発表の「カーラ・ボノフ・ライブ」です。アルバムは2枚組で70年代からの朋友ケニー・エドワーズも参加し、素晴らしい音を聞かせてくれます。 「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」はというとやはりライブの最後の曲としてラインナップされています。 彼女がこの曲を大切にしていることをうかがわせます。
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