精緻で美しい格子戸のコンパクトな壁掛け神棚「格子の社」　　繊細な格子戸のほどよい透過性が、お札の存在とインテリア空間を調和させるデザインです。

日本古来より続き、いつの時代でも変わらず大切な事。
時代は変わり、合わなくなってきた事。
社／神棚に関しても同様に、その本質は変わらずいつの時代になっても神様の存在を身近にし、人々が毎日何かしらの拠り所を求め、感謝し、お願いをする事は変わりません。しかし、家の環境は時代とともに変化し、その室礼も大きく変わり現代ではいわゆる” モダン” のエッセンスが入った住宅デザインが主となり、人々のライフスタイルも大きく変化しました。
今を生きる皆様にとっての最適な神棚／社は何か？を考えたいと思いました。それはモダンな住宅空間にも馴染んで置けるようデザインは極力シンプル。そして置く場所を選ばず、周囲にとけ込む社／神棚。
そこで、社と神棚を一体化し、置くのではなく、様々な壁に掛ける事ができる様にし、扉をつけて内部を隠す事でインテリアに馴染む様な形式を考えました。