━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ■□■ サンデー in 403通信 第110号     2012.12.07  □■                ■  http://order403.com/ 発行:住まいのオーダーメード館403 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 目 次  1)ごあいさつ                                2)「エネルギーも天然でいこう!」Vol.3  3)「大石結子の誰かに話したくなるチーズのおはなし」Vol.38  4)住まいのオーダーメード館403で開催中のプレゼント情報  5)403クイズ(プレゼント付!) ◆1.ごあいさつ ‥━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━Ф◇◆  こんにちは!「サンデー in 403通信」のうきです。  街のあちこちにクリスマスツリーが飾られるようになってきましたね。見かけると、 つい写真を撮ってしまいます。昔は緑のツリーに赤や金などのオーナメントが主流だった 気がしますが、最近は白いツリーに青いイルミネーションなど、個性的なものも増えてき て、発見するのが楽しいです♪  今後とも、ツリーって美味しいの?なサンデーちゃんをどうぞよろしくお願いいたしま す!! ▼・w・▼きゅうぅうぅん♪   http://order403.com/amuse/rest/magazine/sundae.html  ☆「住まいのオーダーメード館403」は、お客様と住まいのオーダーメード業者を結ぶ サイトです。プロの方、一般の方、どちらでもご利用いただけます。  ☆メールマガジンの登録・解除はいつでもできます。もちろん購読は無料!!   → http://order403.com/cgi-local/maga_list.cgi ◆2.「エネルギーも天然でいこう」‥━━━━━━━━━━━━━━━━━━Ф◇◆ 12月に入ってぐっと冷えこみ、こたつやストーブなど暖房器具が出番の季節となりました。 いまはピッとボタン一つで手軽に暖かさを手に入れられる時代ですが、 電気やガスがまだないころは火が生活の中心でした。 薪で焚いた風呂に入り、囲炉裏では薪の火や炭で料理を作りながら、 その熱で家の中も暖められていました。 その後、薪から石炭に移行し、火は暖める熱から、 いろいろなモノを作り出すエネルギーとして変化してきました。 それまでの牛馬や水車、風車に替わって蒸気機関や自動車が出現し、 食器などを焼いていた窯や鍛冶屋が姿を消していきました。 替わりに高い煙突が立つ大規模な工場がいくつも建設され、 莫大なエネルギーを使いあらゆるモノが大量生産される産業革命が始まったのです。 やがてエジソンによって電気が発明されてからはさらに経済が発展し電気が生活の主流となり、 現代は電気そのものが大量生産、大量消費される時代となりました。 ところが、この電気を作っているのは石炭や石油、天然ガスなどの燃料を燃やしてできた熱、 あるいはウランを核分裂させた熱ということをご存知でしょうか。 火力発電も原子力発電所も、この熱による蒸気でタービンを回して発電します。 つまり電気の熱で暖まるとは、一回熱を作って、その熱で作られた電気を使って暖まっているということです。 こんな現代の暖房のため、発電には莫大な量の燃料(化石燃料やウラン)が使われます。 例えば、発電所で燃やすエネルギーが100%とすると、火力発電では60%、 原子力発電では70%が廃熱として捨てられ、5%は送電中に失われ、 残りの25〜35%がやっと私たちに届き電気として利用されるのです。 熱を得るために電気の暖房器具を使うことは、このエネルギーロスを考えると極めて無駄の多い暖房だといえます。 それはまるで「電気ノコギリでバターを切る」ようなものとも揶揄されています。 また、家庭で使われるエネルギーの約6割は冷暖房や風呂、調理などの熱に使われています(※1) 残りの約4割が照明や洗濯機、冷蔵庫など家電機器の動力です。 この熱のうち、冷暖房に電気ストーブやエアコンを使い、IHグリルで調理していれば、 かなり多くの電気が消費されていることになります。 つまり、電気は照明や動力で使い、熱のエネルギーは電気を使わず、 直接自然エネルギーの熱からとるのが最も効率の良い使い方なのです。 最近になって、太陽熱温水器や薪ストーブが注目されています。 昨年、東日本大震災の被災地である住田町の仮設住宅では、 全110戸に太陽熱温水器とペレットストーブが導入されました。全て寄付(※2)による設置です。 家庭レベルであれば、給湯には太陽熱、暖房には薪やペレットといった天然の熱エネルギーで十分であり、 むしろそれのほうがエネルギー効率は上がります。 また、薪やペレットに関しては、需要が増えることで森林再生や新しい産業を生み出し、 雇用創出にもつながります。 気軽に焚き火もできなくなり、いつしか火と縁遠くなっていましたが、もし可能なら、 次に使う暖房器具はより安全で持続可能な薪ストーブも考えてみてはいかがでしょうか。 チャップリンは貧しい工場労働者役を演じた映画「ライムライト」で重厚長大社会への危惧をシニカルに描いています。 人間が歯車の一つとなって生活そのものが機械的になることへの警鐘のような映画だったと記憶していますが、 いまとなっては彼が表現していたのはそれだけはないように思えてきました。 もしかすると、火のある生活を取り戻し、暖炉の火を囲んで語り合うことの豊かさと大切さを伝えたかったのかもしれません。 ※1 経済産業省 資源エネルギー庁 エネルギー白書2012    http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2012/2-1.pdf  ※2 太陽熱温水器→つながり・ぬくもりプロジェクト   http://tsunagari-nukumori.jp   ペレットストーブ→LIFE311   http://life311.more-trees.org/#border_3 ◆3.「大石結子の誰かに話したくなるチーズのおはなし」‥━━━━━━━━━Ф◇◆ あっというまに12月。本当に1年があっという間に過ぎ去っていきます。 インフルエンザが流行りだす季節になってきましたが、栄養をしっかり蓄えて、 元気に年末年始をすごしましょう。 今回は、寒いこの時期のチーズメニューをお知らせしましょう。 「クリームチーズおじや」 <材料(2人分)> クリームチーズ 180g ご飯   茶碗2杯分 牛乳   200ml バター  10g 玉ねぎ  1/2個 ベーコン 2枚 コンソメ 少々 塩・黒粒こしょう  少々 <作り方> 1.玉ねぎとベーコンをみじん切りにしてお鍋にバターを入れ炒める。 2.1にクリームチーズを入れクリーム状になるまで混ぜる。 3.2に牛乳、コンソメ、ご飯を入れる。 4.煮立ってきたら塩こしょうで味を調え完成。お好みでパセリを散らしてもOK。 具材は玉ねぎとベーコンだけではんく、いろいろ野菜を入れると、 さらに一層栄養たっぷりのおじやになりますよ。 クリーミーなチーズ味で体が温まるメニューです。ぜひおためしください! チーズにも旬があります。「冬のチーズ」の代表選手は