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ヒット商品開発のツボ 第3話
ネーミングの良し悪しの判断基準

ヒット商品開発のツボ 第2話
良いネーミングと悪いネーミング

ヒット商品開発のツボ 第1話
ネーミングって何?

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第2回 「良いネーミングと悪いネーミング」




こんにちは!
千葉県鎌ケ谷市の弁理士、亀山 夏樹です。


「第1回 ネーミングって何?」では、「ネーミング=営業マン」であることをお話しました。

今回のお話は、「良いネーミングと悪いネーミング」。
つまり、「良い営業マンと悪い営業マン」です。


さて、「良い営業マンと悪い営業マン」。
みなさんが一緒に働きたいのはどちらでしょうか?

そうです、そうです、そうなんです。

良い営業マンですよね?




ネーミングも同じように、良いネーミングと悪いネーミングがあります。
みなさんの商品に必ずつけられるネーミング。
折角ですから、良いネーミングを選びたいですよね

さて、良いネーミングとはどんなものでしょうか?

では、ここで質問です。


皆さんが知っている「商品名」「サービス名」を、それぞれ3つ思い浮かべてください。
(周りを見ちゃダメですよ~)

思い浮かびましたか?

この思い浮かんだネーミング・・・
これが、良いネーミングなんです。

何のことだかサッパリわからない!
どういうことかって?


こういうことなんです。

良いネーミングは、すぐに思い出してもらえるネーミングなんです。

すぐに思い出してもらえるネーミングであれば、そのネーミングを手がかりに、 誰かに伝えるなり、自分で検索するなりして、その商品までたどり着くことができます。

例えば、
「牛丼」といえば・・・「吉野家」。

このように思い出してもらえれば、「牛丼」が必要な時には、
「吉野家」を一番最初に頭に思い出してくれます。

このような状況を作ることができれば、
「牛丼」を食べたい人は、「吉野家」に向かいやすくなりますね。


反対に、ネーミングが出てこないと・・・

「あぁぁ、ココまで出かかっているんだけど・・・」
「えっと、T字型で、赤い色で、てっぺんに穴が開いていて・・・こんなモノありましたよね?」

こんな経験は無いでしょうか?
これでは、その商品までたどり着くことができませんね。

つまり、良いネーミングとは、「すぐに思い出せるネーミング」、
そして、「覚えやすいネーミング」なんです。




では、反対に・・・
悪いネーミングとは何でしょうか?

悪いネーミングとは、「すぐに思い出せないネーミング」
そして、「覚えにくいネーミング」といえるでしょう。


そして、悪いネーミングとして、もう1つあります。

それは、他人の権利を侵害するもの。
こちらも悪いネーミングといえるでしょう。


最近であれば、世界的なスポーツの祭典のロゴマークが話題になりましたね。
例のロゴマークでは、著作権侵害の観点でクローズアップされました。


ネーミングのように文字を構成するものであれば、著作権法というよりも、商標法や不正競争防止法が大きく関わってきます。
今回は、ネーミングのお話ですので、法律の話は、別の機会にしたいと思います。



今回のお話しのポイントは、

 良いネーミング = 覚えやすいネーミングです。


みなさんの商品やサービスの名前は、覚えやすいものになっているでしょうか?



・・・というところで、今回はここまで。
次回は、「ネーミングの良し悪しの判断基準」についてお話したいと思います。




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弁理士  亀山夏樹
亀山夏樹 かめやま特許商標事務所 代表
弁理士

事務所HP URL:http://www.kame-pat.jp/
ブログ    http://ameblo.jp/pat20141001/

「お客様のモヤモヤをスッキリに!」

特許、意匠、商標、契約などの活用を通して、中小企業の「らしさ」を売り上げにつなげる方法を提案します。
新商品企画や新しいアイデア・技術をお考えの方、お気軽にご相談下さい。



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