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古い通帳の捨て方 ずっと前に記帳が満杯になって繰り越した古い通帳の束。 捨てたいけれど、個人情報の流出が怖くて捨てられない。 そもそも、捨てていいものなのかと、古い通帳の処分に困っている人がたくさんいるようです。 
どのくらいの期間取っておけばいいの？ ローンを組む際などに求められる通帳記載情報は通常3か月前までです。 家計管理に必要な分を含めても、過去2年より前の通帳は捨てても困ることはありません。 特に必要無いなら、すぐに破棄しても大丈夫です。 税務調査等で後から必要になった場合も、銀行にデータが全て保管されています。 私の場合は家賃や駐車場の振込みも口座から振り込むようにして通帳を振込み記録代わりに使ったりしているので２年位は残しています。 届出印の残った通帳があると便利なように思えますが盗難にあった場合は通帳と印鑑ですぐに窓口で引き出されたりしますので注意が必要です。 上手な捨て方は？ 銀行によっては、頼めば、処分してくれるところもありますが、自分で処分した方が安心。 パンチングされるか、使用済みのハンを押されて返却されることもあります。 通帳１冊バラすのは面倒だと思いますが、結構簡単にバラすことが可能です。 通帳の中身を手で引っ張って、表紙部分から外して、バラバラにします。 表紙部分に記載されている個人につながる情報は油性マジックペンで塗り潰して上でハサミやシュレッダーで処分すれば大丈夫です。 注意事項 ただし、通帳に押されている印鑑部分は切り取ってシュレッターした方がいいです。 使用中の通帳と、使用済みの通帳を盗まれて、使用済みの通帳から印鑑をスキャンされて現金をＡＴＭで引き出しされた犯罪が過去にあったからです。 最近の通帳は押印が省略されているので、届出印の残った通帳があると便利なように思えますが、 盗難にあった場合は通帳と印鑑ですぐに窓口で引き出されたりしますので注意が必要です。 ここまでは、使用済みの預金通帳。 10年以上放置してある未使用の通帳の処分方法 ほっておいても、特に不都合はないのでは？ と思っている方もいますが、 民間金融機関は、睡眠（または休眠）口座として永久に情報を保管しなくてはいけないのに対し、 郵便局は、10年間動きが無かった口座主に連絡後、更に10年動きがない場合、国のお金になるそうです。 個人の気持ちの問題ですが、たとえお金が入っていなくても、使わない口座が存在するのはなんとなくいやだ。 というのであれば多少めんどうでも解約するべきでしょう。 解約に必要なのは、登録の印鑑、通帳、本人確認書類です。 引っ越しで住所が変わった、結婚で姓が変わった人は、銀行によっては証明する公的な書類が必要な場合もあります。 印鑑や通帳を失くした場合は、口座番号や支店名などから調べてもらい、本人の預金であることが確認できれば、対応してもらえます。 手続きは、銀行の支店窓口で行います。 現在、日本に銀行で口座維持手数料を必要とする所はあまりないようですが、近い将来導入された時には１冊あたり２００円の印紙税がかかるかも。 少額でも利息は付いています。 たとえ数円でも、ご自身のお金なら、もったいないですよね。 私も面倒でしたが、整理するとスッキリしました。 ＜＜次回のはなし 前回のはなし＞＞
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