簡単コンテナBOXを作ってみよう♪

机の上のこまごました物を片づけたり
ガーデニング用品をまとめて運んだり
使い勝手の良いコンテナBOXを作ってみましょう!

箱作りはDIY木工の基本といえます。
今回は、のこぎりや電動ドリルドライバーを使って簡単に組み立てます

これができれば応用が利くようになりいろいろなものを作りたくなるかもしれませんよ^^

材料を揃える

注意:ランバーコア合板以外の合板(ベニヤ板)ではネジが利きません

名称仕様数量
木材SPF 1 × 8 材厚19 × 幅184 × 長300mm2枚
SPF 1 × 6 材厚19 × 幅140 × 長262mm2枚
丸棒直径18mm × 長262mm1本
ランバーコア合板厚15 × 幅146 × 長262mm1枚
ねじ木工用スリムビス長さ 35mm18本
道具電動ドリルドライバー注:インパクトドライバーは使用困難
曲尺300ミリから500ミリが便利
のこぎり横挽き用 又は 縦横兼用を使用
サンドペーパー120番~240番
木工用接着剤速乾性ではない普通のタイプ
ドリルビット2ミリ~2.5ミリ
ドライバービット2番のビットを使用
鉛筆2B以上のやわらかい芯
消しゴム

Step 1:板をカットする

① 墨付けをする

カットする線とネジを打つ位置を上記を参考に鉛筆で印をつけます。
綺麗にカットするコツは左のように板の側面に垂直の線を引いておくことです。
このひと手間で格段にカット面が綺麗に仕上がりますよ

② 墨線が直線に見える場所に位置を合わせのこぎりを当てて切る

Step 2:下穴を開け、組み立てる

① 印をつけた場所に下穴をあける

Point
*電動ドリルドライバーにドリルビットを取り付け、印を付けた場所に垂直の下穴をあけます。
*下穴をあけるのは、ネジを打つ際に板が割れることを防ぐ意味があります。また、ネジを打つ際にネジが節などに当たりネジが折れてしまうことを防ぎます。
*後で打つネジは、この下穴をガイドに入っていくので、極力板に垂直に穴をあける事が大切です

② 接着面に木工用接着剤を塗布する

Point
*塗りすぎ注意!
強力に接着するコツは片面に薄く接着剤を塗ることです。厚く塗ってしまうと強度が弱くなります。
*接着剤を塗布することで板が反ったり割れたりすることを防ぐ役割もあります
*白く見える接着剤ですが乾燥すると透明になります。また、はみ出た接着剤は濡れた布などでふき取っておきましょう

③ 木工用スリムビスで組み立て

Point
*下穴をあけた場所に電動ドリルドライバーを使い木工用スリムビスを打ちます
*電動ドリルドライバーに2番のプラスドライバービットを取り付けます。この番号(ビットの大きさ)を間違えるとネジ山を潰してしまいます。(ドライバービットに「PH2」と刻印があるものを選んでください)
*組み立てる順番に決まりはありませんが、ネジを打ち込む方向に力が入るか確認しながら組み立てましょう

Step 3:整える

① 鉛筆で描いた墨線は消しゴムで消す

Point
*後でヤスリがけをするので墨線を消しゴムで消さなくても良いのではないかと思われるかもしれません。しかし、鉛筆の線はサンドペーパーでは消えにくいのです
*ヤスリがけする前にしっかり消しゴムで墨線を消しておきましょう。
*使用する鉛筆は2B以上の柔らかい鉛筆を使いましょう。堅い鉛筆だと消しゴムで線は消えても木に傷がついてしまいます。ちなみに私は4Bがお気に入りです。

② ヤスリがけ

Point
*切り口など毛羽立っている所をヤスリをかけて滑らかにします
*サンドペーパーの裏には番号が書いてあります
数字が小さいほど目が粗くなります。
今回使用したSPF材では120番~240番位でよいと思います。
120番より小さい番号ですと、板に深い傷を作ってしまい、かえって手間が増えてしまう可能性があります。
また、SPF材のような針葉樹は240番より大きい番号で研磨してもあまり変化が見られません。

Step 4:装飾して自分らしく

① パターン1 マスキングテープで装飾

*色を塗るのがちょっと大変という声を聞くので今回はマスキングテープを使ってみました。
*作品の保護という点では塗料を塗った方がよいと思いますが、小さくそれほど過酷な状況で使用するのでなければ特に塗る必要はないでしょう。
*塗料の話はまたの機会にお話しします

① パターン2 チョーク塗料で装飾

*一部分だけチョーク塗料で塗ってみました
*チョークで書いた部分は布で水拭きすると消すことができます