補助金ってなに?
はじめに
はじめまして。税理士の大美賀(おおみか)です。
今月から、主にものづくりに対する補助金について皆様にご紹介させていただきます。
税理士がなぜ補助金?と思われた方もいらっしゃいますよね?
ズバリ言いますと
「経理・総務はお金を生まない!だからコストをかけたくない!!」
って思っているお客様が多いからです。
それはある意味では事実ですが、会社が利益を伸ばすためには売上だけ伸ばしても仕方ないので原価管理やコスト削減や資金繰りも考えなくちゃいけない訳です。
ただし、売上のように直接利益に結び付くものではないので、説明しても理解してもらうまでには時間がかかります。
それならば、「お金を生んでみせようじゃないか!!」
というのが補助金を始めたきっかけです。もう10年くらい前のことですが・・・・・
そうです。もう補助金の申請については、10年の経験と実績があります。
補助金てなに?
さて、早速ですが皆様は「補助金」と聞いてどのようなイメージをもたれているでしょうか?
「最近よく聞くけどわからない」という方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?!
また、「助成金っていうのもあるよね?何が違うの?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?!
そこで、まずは「補助金とはなにか?」について簡単にお話させていただきたいと思います。
補助金とは、国や地方公共団体が、あらかじめテーマや目的を設定し、その設定にあった事業計画を策定している会社を対象に活動資金を補助するものです。
ですので、新しく何かを考えていただくとか、補助金のために事業計画を策定するといったものではないです。
要は、皆様が日頃考えている事業計画や新製品の計画にかかる費用の一部を国や地方公共団体が補助してくれる制度です。
もともと新たな事業や新製品の開発には費用がかかるのですから「費用の一部を国から補助してもらおう。」「ダメ元で申請してみて採択されたらラッキー!!」といった具合に考えていただければよいと思います!!
不採択になったからと言って罰を受けることもありませんので安心してください。
ちなみに、一般的に経済産業省が「補助金」という名前を使い、厚生労働省が「助成金」って名前を使っているだけですので「補助金」と「助成金」に大きな差はないです。
申請は面倒でしょう?
「そうは言っても補助金の申請って面倒でしょ?」って思われた方、確かに面倒です。
面倒ですしノウハウが必要です。
審査員に「この新製品は世の中にないもので画期的なものなんだ」って思わせなければなりません。(実際には世の中にあっても審査員にそう思わせればいいんです。笑)
ご自分で申請書を書けば不採択になったからと言って費用がかかるわけではないですが、どんなに良い事業や新製品であったとしても書き方によっては補助金がでなくなってしまうことがあります。
そこで、申請書の作成は私に任せてください。皆様が日頃考えている事業計画や新製品の計画を申請書にまとめさせていただきます。
それでも不採択になることもあるので、申請書の作成は1万円で行います。
始めから採択されそうもないと思ったらその旨をお伝えし費用はいただきません。申請もしません。
そして、無事採択された場合には成功報酬をいただきます。成功報酬は補助金の内容によって変わりますので補助金ごとにお伝えさせていただきます。
最後に
次回からは、「今このような補助金が公募されていますよ!」とか、「この補助金はどのような方に向いていますよ!」とか「どのくらいの割合でもらえますよ!」とか具体例を交えてご紹介させていただきたいと思います。