◆焼酎の器の話。 |
◆焼酎の器の話。 体をクールダウンさせてくれる炭酸割りやロックの冷効果。 温効果のあるお湯割りや直燗。 もっと焼酎を楽しむために、それぞれの産地特有の酒器を紹介しましょう。
ところで、食中酒にも向いている焼酎は、どんな食べ物に合うのでしょう? 沖縄の泡盛には、もちろん沖縄料理が合います。 泡盛のなかでも、3年以上貯蔵または仕次ぎされたもの(減った分だけ次に古い泡盛を補充すること)、 つまり3年以上貯蔵した泡盛が全量の50%以上のものを「古酒(クース)」といいます。 古酒のどっしりとした味わいには、ラフテー(豚肉の角煮)やミミガーサシミ(豚の耳のピーナツ酢和え)、ゴーヤチャンプルーなどがオススメ。 鹿児島のいも焼酎には、さつま揚げやきびなごの刺身、黒豚のしゃぶしゃぶサラダ。 熊本の球磨焼酎(米焼酎)には、豆腐の味噌漬けやからし蓮根、団子汁。 大分の麦焼酎には、頭料理や、きらすまめしが酒の肴に絶好と言われます。 チーズ好きの私のオススメは、焼酎にはハードタイプのミモレットやウォッシュタイプのポンレベック、 泡盛にはブルータイプのフルムダンベール。 ちょっと酒器にも凝って、九州の郷土料理にチャレンジし、「おうちグルメ」を満喫しては、いかがでしょう? |