テーブルマナー
◆テーブルマナー

今回はマナーについてお話しましょう。

◎マナーの基本ポイント

音をたてない
姿勢を崩さない
不器用でもいいので丁寧に行う
黙ってはいけない
さらに、洋食の場合は「レディファースト」ということも加わります。


◎西洋料理のテーブルマナーのポイント

着席時 椅子や灰皿など、勝手に移動させない(ウェイターを呼びましょう)
男性が女性の椅子をひく(ウェイターがいない場合)
ナプキン 2つ折りにし、輪が自分の方にくるようにする
落としても自分で拾わない(ウェイターが拾う)
主賓がナプキンを取ってから取る(食事がすんだ時も主賓が置いた後に置く。早く帰りたいという行為になってしまう)
パン パンの食べ残しとワインの飲み残しはいけない
一口大にちぎって食べる
スープ イギリス式は手前から奥
フランス式は奥から手前(どちらでもかまわない)
息をふきかけて冷ましてはいけない(スプーンでかきまぜて冷ます)
魚料理 ひっくりかえしてはいけない
骨や食べ残しは、お皿の右上にまとめておく
肉料理 左側から切りながら食べる
骨付き肉の場合、ひっくりかえしてもOK
ワイン 注いでもらう時はグラスには触れない
少量飲みたい時は、少しくださいと言えばOK
チーズ 残っているワインに合わせたり、好みで数種選んでもOK
デザート アイスクリームなど下皿がついている場合は食べ終わったスプーンは下皿に置く(ウェイターが運びやすいように)
コーヒー 使い終わったスプーンはカップの向こう側に置く
飲み残してもOK
その他 下に物を落としても、自分では拾わない(ウェイターが拾う)
バッグは左側に置く


◎和食のテーブルマナーのポイント

着席 座布団は勝手に動かしてはいけない
座布団を足の裏で踏んではいけない
敷居や畳のへりを踏んではいけない
バッグは座布団の前(座卓の下)、お膳の場合は左に置く
割り箸は横にして割る
お酒類 一度に飲み干さず、半口ほど残す
お酌を受ける時は、残しておいたお酒は飲み干してから「ありがとうございます」「恐れ入ります」など一言添える
杯に残ったまま注ぎ足してもらう場合は「失礼します」と添える
置き注ぎはいけない
焼き物 左から食べる
ひっくり返してはいけない
骨や食べ残しはまとめておく
揚げ物 盛り合わせで有る場合、手前から順に食べる
その他 足のしびれは跪座(膝に重心を置き、つまさきを立てた)姿勢で指を強く伸ばすといい(宴席が終わりに近づいたら事前に伸ばしておく)
上位者(主賓)から席をたつ
つまようじや口紅は洗面所で使う

気持ち良く、楽しく会を過ごすためのマナーです。
緊張して黙ってしまったりせず、近くの席の人と、会話を楽しみながら、お料理を味わいたいですね。
また、仲良しのグループでの会は、はめをはずしがちですが、「限度」がありますので注意しましょう。