アフタヌーンティー
◆アフタヌーンティー

アフタヌーンティーとは、女性だけのエレガントな午後(2時~5時ごろ)のお茶会のこと。
19世紀中頃にイギリスの7代目ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアが、夕食までの時間におなかが空いてしまい、 夕食(パーティー)の準備をしにメイドが屋敷に戻って来るやいなや、サンドイッチなどを作らせて食べた事が始まりだとか。
夕飯までにおなかが空くのは私達もそうですよね。
誰もがみんな食べていたのでしょうが、彼女の名前が語り継がれたのは、招待状を出し、友達を招き、習慣化したからだと言われています。
もともと、栄養価の低い間食をとったことでローティーとも言われます。
アフタヌーンティーセッティングに必要なものは、ティーポット、カップ&ソーサー、取り皿、サンドイッチプレート、 ケーキスタンド、ケーキを取り分けるケーキトングやケーキサーバー、ティーコゼ(ティーカップカバー)、 茶葉を計るティーメジャー、ティーストレーナー(茶漉し)、砂時計、レモンプレート(レモンティー用)、 ジャムプレート(スコーン用)くらいでしょうか。




カトラリーはナイフを用意するメニューもありますが、たいていフォークとティースプーン。
ナイフはスコーンを2つに割る時くらいでしょうか。
これらのカトラリーをナイフレストにセット。
アフタヌーンティーパーティーでは、ホステスが席を離れるのは失礼にあたりますので、必要なものはすべてテーブルに用意しておきます。
テーブルに乗り切らない場合はワゴンがあると便利。
アフタヌーンティーはエレガントな女性だけの時間。
テーブルクロスやティーマット、ナプキンなどにレースやオーガンジーのものを重ね使いし、女性的なセッティングにすると、雰囲気も出ます。
また、花は欠かせませんが、紅茶はなんといっても香りを楽しむもの。
百合など香りの強い花は避けましょう。
アフタヌーンティーパーティーを開く際には、食べ物は多めに用意。足りなくなるよりは、あまっておみやげにするくらいの方がいいでしょう。
サンドイッチ、スコーン、パウンドケーキなど、すべて手作りは大変ですが、手作りが1品あるだけで気持ちが伝わります。
私は、簡単なのでスコーンを自分で焼くことにしています。
ホットケーキを8等分に切り2枚に重ね、ジャムを薄く塗り、お洒落なピックルで刺しても可愛いですよ。




アフタヌーンティーは、お茶を何杯おかわりしてもOKというルールがあります。
いろいろな種類の茶葉を用意して、飲み比べるのも楽しいですよ。
素敵なデザインが多い紅茶の缶は、いろいろな種類をまとめてテーブルに置いたり、かごに入れて、フィギュアに!