アルミノケイ酸塩のなかで結晶構造中に比較的大きな空隙を持つものの総称。
ギリシャ語の「沸騰する(zeo)石(lithos)(石)」から名付けられた石。日本名は「沸石」
加熱すると比較的低温で結晶水を放出して沸騰しているように見える。
用途
イオン交換:水質改良剤
触媒:ディーゼル排気中に含まれるNOxを分解・除去するための触媒としても期待
吸着:有機溶媒の脱水や湿度調節、水のろ過、アンモニアの吸着など
来待石には約30%のゼオライトが含まれており、土壌や水中、気中のホルムアルデヒドやアンモニアを吸着します。
鉄分も6%ほど含まれているため、脱臭効果、水質浄化機能、保肥力が期待できます。
【情報提供:来待石産業振興プロジェクト/島根県】