和紙のいろは「和紙の原材料」  伝統的な技術を活かしつつ、新しい技術も積極的に取り入れ、現在のライフスタイルに合った和紙を提案しています。

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伝統的な技術を活かしつつ、新しい技術も積極的に取り入れ、現在のライフスタイルに合った和紙を提案しています。

和紙のいろは「和紙の原材料」


和紙のいろは「和紙の原材料」

403掲載商品No. G-0523_007

 
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インテリア向け和紙の製造/小売業/卸業を行なっています。
素材感、風合い、そして伝統的な技法を現代の生活空間に活かした和紙は、アート、建築、インテリアなどさまざまなシーンにおいて国内外で高く評価いただいております。
また、和紙を使った商品の企画開発も行なっています。
お気軽にご相談ください。

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和紙の原材料

和紙原料の種類

古くから和紙の原料は、楮(こうぞ)、みつまた、雁皮(がんぴ)の靭皮(植物の外皮の下にある柔らかな内皮)繊維を中心に使われてきました。
それぞれに優れた特質があり、いずれも繊維が長く強靱で、光沢があり、和紙の特徴である薄くて強い性質を持っています。

これ以外に、麻、桑、竹なども原料として使われ、書道用紙には木材パルプ、藁(わら)なども使われています。
最近では、野菜、野草、土などを入れて美術用、工芸用和紙を漉くこともあります。

和紙原料の入手方法

本来これらの原料は、日本の国の山野、原野に野生しているものを取ってきたり、畑のあぜ道、山の傾斜地等に栽培をして収穫をしていました。
しかし、和紙の消費量が少なくなるのと同時に、原料の生産高も少なくなりました。
その大きな原因は、原料の販売価格が労働に見合うだけの価格で販売が出来ず、赤字生産になったためです。
また、フィリピン、タイなどから安い原材料の輸入が始まり、各地の和紙メーカーは好んでその原材料を使うようになったことも大きな要因です。
楮、みつまたは、蒸して木質部から剥皮した黒皮の状態か、もう一度手を加えた白皮の状態で農家から購入します。
品種の違いによりそれぞれ分類され、共に15kgを一束として結束されています。

楮(こうぞ)

楮の特徴

楮はクワ科の落葉低木で、成木は3メートルあまりになり、栽培が容易で毎年収穫できます。
繊維は太くて長く強靱なので、障子紙、表具用紙、美術紙、奉書紙など、幅広い用途に原料として最も多く使用されています。
阿波和紙の場合は、徳島県から高知県境に栽培されている黒皮を使用しています。

楮の生産地

徳島では、二種類の楮が収穫されています。
一種類は繊維が粗く、厚手の紙を漉くのに適し、もう一種類は繊維が細く、薄手の紙を漉くのに適した楮です。
白皮は高知県で加工されたものを使います。

しかしながら、機械抄きで使用されている楮はほとんどがタイ産の楮です。
タイ産の原料を使い始めた理由は、日本国内産楮の生産量が急激に減少したことにより、楮の価格が急沸したため、価格の安いタイ産の楮を使い始めたのがそもそもの始まりです。
現在では、価格の点も含めて、品質と量の安定供給がなされているために機械抄和紙メーカーには重宝がられています。

三椏(みつまた)

みつまたの歴史

「みつまた」という呼び方は、今日では一般的な呼び方ですが、昔は駿河、伊豆地方の方言だったようです。
三河地方の「じゅずぷさ」、伊勢地方の「みつえだ」、中国、四国地方の「みつまたやなぎ」或いは「むすびき」、高知では「やなぎ」又は「りんちょう」と産地によって色々な呼ぴ方があったようです。

みつまたは日本固有の製紙原料ですが、紙原料としてみつまたを使用し始めたのは、今から400〜500年も以前からであるといわれています。
また、計画的に生産されるようになったのは、今から200年前現在の静岡県富士宮市の白糸の滝近くで栽培されたのが最初と記録されています。
みつまたが一般的に重要な製紙原料となったのは、明治の初年に印刷局が初めて使用した頃からです。

三椏・植物の特徴

みつまたはジンチョウゲ科の落葉する低木植物で、枝分れの状態がほとんど三つになっています。
成木は2メートル余りになり、苗を植えてから3年毎に収穫できます。
葉は、だ円型で互い違いの向きに生え、花は初秋から樹木の先につぼみをつけ、翌年2〜3月頃外側から内側に向け順番に開花し、花びらは黄色で4枚に分かれ、一つの花に8本の雄しべ、1本のめしべがあり6月頃実を結びます。

三椏の生産地

分布している地域は、日本、韓国、中国などが一般的に知られています。
日本にも自生物があり、この天然のみつまたから種子を採取して静岡、山梨の両県で最初に栽培されるようになりました。
重要な原料としての需要が増大するに伴って、栽培が次第に中国、四国地方に広がっていきました。
今日では岡山県の生産量が第一位で、高知県、徳島県、島根県、愛媛県の順で生産されていますが、近年は農村の構造変化に伴って、その生産量が年々減産の一途を辿っています。
阿波和紙では徳島県内で栽培され、加工されたものを使用しています。

三椏紙の特徴

みつまたの繊維は柔軟で細くて光沢があり、紙の表面が滑らかで、上品で繊細な印象が特徴です。
印刷適性に優れているので、局納みつまたとして印刷局に納入され、世界一の品質を誇る日本銀行券の原料として使用されているため、一定量のみつまたを大蔵省印刷局が購入しています。
そのため山間部の農家では換金作物として栽培しています。
この他、金糸銀糸用紙、箔合紙、かな用書道用紙、美術工芸紙などに使用されています。

三椏の花

アワガミファクトリーでは毎年春に三椏の刈り取りからはじめる和紙研修会を行なっています。

雁皮(がんぴ)

雁皮・植物の特徴

雁皮はジンチョウゲ科の落葉低木で、成木は2メートル余りにもなります。
繊維は細く短くて、光沢がある優れた原料ですが、成育が遅く栽培が難しいので、自生している雁皮を生剥ぎにして捕獲します。
生剥ぎにするため収穫時期は、水揚げの良い春から夏にかけて収穫されます。
徳島で言う北地山(讃岐山脈)で多く収穫できます。

雁皮紙の特徴

雁皮(がんぴ)が原料の和紙は、楮のもつ強さと、三椏のもつ光沢感、どちらも兼ね備えています。
雁皮の繊維は細く短いため、半透明で光沢のある紙が漉けるのが特徴です。
虫がつきにくいため、文化財の補修などにもよく使われています。

良質の雁皮の原料から良質の雁皮紙を漉くには、傷や芽を丁寧に取り除きます。
この紙はアーティストが版画に使用するために漉かれました。

トロロアオイ

トロロアオイの役目

トロロアオイの根は「ねり」として使われます。
「ねり」は美しい紙を漉くために、原料繊維を水中に1本1本むらなく分散させておくのに必要なものです。
上手に処理された原料でも、水の中に入れて撹拌(かくはん)しただけでは均一に繊維が水中には分散されません。楮、みつまた、雁皮などの長い繊維は、なおさら一様な分散が困難になります。
そのうえ植物繊維の比重は、水の約1.5倍ぐらいあるので、水の中に入れておくとすぐに沈んでしまいます。
そこで紙を漉くときには「ねり」の力を借りるのです。
よく「ねり」とか「のり」とか言いますので、これは紙を漉くときに繊維と繊維を接着するために使われていると思われますが、これは間違いで、「ねり」の役目は水中で繊維の分散を助けるためで、接着力は全くありません。

水中での繊維の分散状態

水中に繊維を入れ、撹拌したものを数分置くと、「ねり」を入れたものと(写真下/右)、入れないもの(写真下/左)の原料の分散状態にあきらかな違いが見られます。

「ねり」の効果

ではなぜ「ねり」を使うと繊維は水中でよく分散するかというと、「ねり」として一般的に使用されているトロロアオイの根には、非常に水に溶け易いカラクチュロン酸という多糖類をたくさん含んでいるからです。
トロロアオイの根を潰して水に漬けると、粘度のある液が、たくさん溶け出してきます。
この液を袋に入れて濾過してほこりを取り、漉き槽に入れて原料と一緒に撹枠します。
するとこの「ねり」はセルロースと同じ多糖類ですから繊維とたいへん仲良しで、一本一本の繊維をぬめりで包んでしまい、繊維は互いに絡みあうことなく水中で分散します。
そのうえ水に適度な粘り気がでますので、繊維も簡単に沈むことなく、長時間水中に浮くようになります。
しかし、この「ねり」の粘度はいつまでも続きません。
とくに夏場では粘度がなくなり易いので、漉き槽に原料を補給するたびに「ねり」も補います。
「ねり」に使う植物はトロロアオイだけではなく、アオギリの根、ノリウツギの皮、キンバイソウの根などの粘液も使用されますが、いずれも同じような多糖類です。


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担当:工藤多美子

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