大きく・薄く・軽く・反らない木製扉「でかっ戸」　　枠開口部の背丈・幅を最大限に使って制作される「でかっ戸」は、動く壁という表現が相応しい商品です。

大きく・薄く・軽く・反らない木製扉「でかっ戸」

● 扉が変われば、空間が変わる

日本における一般的な扉は、日本人の標準的な体型に合わせたサイズでつくられてきました。
これは合理的な理由に基づくものであり、いわば常識として捉えられていました。
そのため設計士や空間デザイナーの多くは、既成品の中からデザインイメージに合った製品を選んでいました。
当社は「扉・ドアとは、こういうもの」という既成概念を打破すべく、扱いやすさや強度はそのままに、幅・高さのサイズを大きくすることに成功しました。

● 動く壁をイメージ

クロス貼り仕上げ（もしくは襖紙貼り仕上げ）の木製扉。
戸襖エースのハイエンド仕様であり、曲げ工法の技術と襖メーカーとしての紙貼り技術の融合によって生み出された商品です。
高さは3.5m、幅は2.0mまでの制作実績があり、戸襖エースの特徴である従来の木製扉よりも軽量かつ反らないことはもちろんのこと枠開口部の背丈、幅を最大限に使って制作される“でかっ戸”は動く壁という表現が相応しい商品です。

でかっ戸の秘密

大きな扉にかえる

大きな扉は、それだけで存在感があり、壁面にアクセントとインパクトを与え、独創的な空間デザインが創られます。
また、大きな扉は出入りがしやすく、生活にゆとりが生まれます。
加えて、扉が大きくなるということは開口面積が拡大されることとなります。
開口面積が拡がると、それに比例して開放感は増幅され、暮らしに心地よい変化と癒しをもたらします。
既成のサイズを選択するのではなく、空間デザインに合わせて設える。そんな理想を実現します。

確かな技術でお応えします。

幅2,000mm・高さ2,500mmのビッグサイズや、幅は一般的な900mmでありながら高さ3,500mmの超ロングサイズの扉。
これだけ大きなサイズの扉は、つくるだけなら簡単です。
しかし、住まいの機能として長く使い続けるためには、芯材に金属を使用して耐久性を持たせるか、厚みを増して扉全体の強度を高めるか、という選択となってしまいます。
そこで当社は発想を転換、軽くて丈夫な木を使用し、反りなどの問題を木の特性を知り尽くしている当社ならではの技術で解決。
木製でありながら大きく、薄く、軽く、決して反らない扉を実現しています。

引手・取手

でかっ戸の引手・取手は高さを選びません。
大人から子供、ご年配の方まで全ての方々に幅広くご利用いただけます。

引手・取手ともカラーは5色取り揃えておりますので、壁紙に合わせてお選びいただけます。

軽くて反らない秘密

それぞれの面に貼る素材が異なる扉は、反りやすく、また各室の環境の違い（冷暖房・湿度）によって影響を受けやすいため、 反り・戸当たり（扉同士・扉と壁との接触）は止むを得ないものとされていました。
当社は、高い木工技術により、反る面の反対側に、ごくわずかな湾曲を設けることで（R框）、壁側への反りを抑え、経年後の戸当たりを防ぎます。
長年蓄積した経験データに基づき、納まり位置や設置する環境により微妙に湾曲を変えています。

クロス

施工例

床面の木目調に合わせた化粧板をチョイスし、統一感を持たせました。

キッチン・リビングとつながっている和室の引き戸をでかっ戸で施工。
角を合わせ、天井まで伸ばした引き戸は開けると開放感抜群です。

天井高いっぱいまでのでかっ戸。
クロス張りで仕上げました。

受注生産でご希望通りの仕様が実現

「でかっ戸」は、ご注文頂いてからの生産となります。
ご注文時にサイズや壁紙の種類はもちろん、引手なども自由にお選びいただけますので、ご希望通りの「でかっ戸」をお届けすることができます。