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端午の節句に関連する商品
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こんにちは! 商標専門弁理士の長坂です。
まずは各地のスポット紹介から。
今月は「修善寺」(静岡県伊豆市)です。
このお寺の読み方は、諸説ありますが、「しゅぜんじ」が正しい読み方のようです。
個人的に歴史好きですので、「修善寺」と言えば、源頼家(源頼朝の子、鎌倉幕府二代将軍)が幽閉されていたことを思い浮かべますが、現在は修善寺温泉街の中心をなすお寺で、そのような場所だったとは思えないところです。
近くには竹林の小径 (ちくりんのこみち)という、竹が生い茂った遊歩道もあり、ゆっくりと散策を楽しめます。
写真は、「修善寺」の本堂を撮影したものです。
この本堂は明治時代に再建されたようですが、お寺としては1200年以上の歴史があります。
ここからは商標のお話です。
「修善寺」は商標登録されているでしょうか?
答えはNO。
もっとも、「修善寺」は地名でもありますので、商品名の一部や施設名の一部に「修善寺」が含まれている商標は、何件か登録例を見つけることができます。
続いて、商標登録の際に指定することが必要な商品やサービスを紹介したいと思います。
今回は、「端午の節句に関連する商品」です。
「こいのぼり」、「五月人形」、「柏餅」、「ちまき」の4つを挙げてみました。
まず、「こいのぼり」については、語尾が「幟(のぼり)」であり、竿につけるものですので、「旗」と同じ分野も考えられますが、「おもちゃ」の分野になります。
ちなみに、「旗」も紙製かそうでないかで分野が分かれます。
「五月人形」についても、「こいのぼり」と同じく「おもちゃ」の分野になります。
また、「柏餅」については、食品の中でも「菓子」の分野になります。
「ちまき」についても、「菓子」の分野になりそうですが、同じ「ちまき」でも「中華ちまき」のようなものであれば、「ぎょうざ」や「しゅうまい」と同じ分野になるでしょう。
ところで、「厄除けちまき」はご存知でしょうか?
「厄除けちまき」は「ちまき」の形をしていますが、一般的には食品でなくお守りですので、「おみくじ」と同じ分野になります。
このように、いろいろな商品やサービスが挙がりますので、商品やサービスは慎重に選びましょう!
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講師:長坂 剛人 商標専門弁理士
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目黒駅前にある事務所「特許業務法人むつきパートナーズ」を本拠地に、お客様との面談と調査に全身全霊をささげる商標登録の専門家(商標専門弁理士)です。
地元に密着しているからできる迅速な対応・商標専門弁理士による丁寧な手続き・法人経営で安心のサポート体制。
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