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柱に関連する商品
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こんにちは! 商標専門弁理士の長坂です。
まずは各地のスポット紹介から。
9月は「日光東照宮」(栃木県日光市)です。
「日光二荒山神社」、「日光山輪王寺」とともに「日光の社寺」として世界遺産にも登録されています。
「日光東照宮」といえば、「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な「三猿」、伝説の彫刻職人「左甚五郎」の作という「眠り猫」、
「逆柱」のある「陽明門」、その「陽明門」の前だけでなく各所にあるという「パワースポット」、6月に紹介したものと同様の「鳴き龍」、
2月に紹介した「かずら橋」と三大奇橋の一つを競っているという「神橋」等、いろいろ挙がるかと思います。
写真は、その「神橋」から参道を登ると見える、滝のそばにあった石碑を撮影したものです。
石碑には「長さか瀧」とあり、何か縁を感じます(笑)。
この滝は小さなものですが、日光には有名な「華厳の滝」をはじめ大小無数の滝があります。
いろいろ探してみるのもいいかもしれませんね。
ここでは、定番の「ゆばそば」をいただきました。
もちろん、刺身等でいただく「生ゆば」もお勧めです。
ここからは商標のお話です。
「日光東照宮」は商標登録されているでしょうか?
答えはNO。
なお、「日光東照葵」(登録第2529315号)や「日光東照三猿」(登録第3015050号)等の商標については、菓子等の分野で登録されています。
今月も、商標登録をする際に指定しなければならない、商品やサービスについてご紹介します。
今回は、「柱」を取り上げたいと思います。
「柱」といえば、一般的な「建材」ですが、商標の世界では、金属製の柱を「金属製品」の分野、それ以外の柱を「建材」の分野に、まずは大きく分類します。
そして、「建材」の分野の中でも、プラスチック製なのか、セメント製なのか、木製なのか、石製なのか、ガラス製なのか、原材料が問われます。
例えば、前半に出てきた「逆柱」は、石製に見えますが、ケヤキ材のものに胡粉という顔料を塗っているようですので、「建材」の分野の中でも、「木製の柱」に分類されるでしょう。
このように商品やサービスには細かい決まりがありますので、気をつけましょう!
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講師:長坂 剛人 商標専門弁理士
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目黒駅前にある事務所「特許業務法人むつきパートナーズ」を本拠地に、お客様との面談と調査に全身全霊をささげる商標登録の専門家(商標専門弁理士)です。
地元に密着しているからできる迅速な対応・商標専門弁理士による丁寧な手続き・法人経営で安心のサポート体制。
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